Q 1 ウイルス対策ソフトは必要ですか?

 次の条件が全て成立すれば、必要ありません。
  ・インターネットを使用しない
  ・メールを使用しない
  ・USBを使用しない
  ・LANを介してハードディスクを参照したり、他のPCと情報を共有したりしない。
上記が成立するコンピュータはほとんど使い物にならないですね。

 従って、普通の使い方をして便利にPCを利用するのであれば、
   「ウイルス対策ソフトは必須」
です。

Q 2 ウイルス対策ソフトさえあれば、セキュリティーは十分ですか?

 残念ながら、十分ではありません。

 ウイルス対策ソフトは、いわば「指名手配のウイルス」に対して有効なだけで、「未知のウイルス」に対しては無効です(「あやしい振る舞い」の指摘機能を売りにする対策ソフトもあるようですが)。

 次のソフトのセキュリティー更新は、是非行って下さい。
  ・OS(Windows、MacOXなど)
  ・ウイルス対策ソフト自体の更新
  ・Adobe Reader
  ・Java

 この他にも、お使いの環境により更新の必要なソフトは異なりますが、基本的に
  「セキュリティー更新の要請には、応じる」
のが、キモです。

Q 3 名刺や雑誌などで目にする、”URL”とは何ですか?

 Uniform Resource Locator(情報資源・所在・統一記法)の頭文字から取った用語で、
    情報・書類が「誰のどこに所在するか」、「何をどのように取得するか」
を表しています。

 たとえば、みなさんが今読んで下さっているこのページのURLは
    http://www.cbs-coop.com/business-QA/law-QA.html
ですが、
    httpは、「何をどのように取得するか」
    www.cbs-coop.comは、「情報を所有するコンピュータは誰か」
    business-QA/law-QA.htmlは、「情報がコンピュータ内のどこに所在する、何という書類か」
をそれぞれ表します。

 http://の所は

  http HTML文書を、テキストとして通常の通信でやりとりする
  https HTML文書を、テキストとして暗号化した通信でやりとりする
  ftp ファイルを、ファイル通信に特化した通信方法でやりとりする
     
  ※HTML Hyper Text Markup Languageの略で、通常テキストを基本とするが、他文書へのリンク・画像・音声などを埋め込んで表現することができる。

などがよく使用されます。

IE(Internet Explorer:Windows付属ブラウザ)などは、URLを適切に解釈しながら、情報と人との間を取り持つ仕組みで動いています。